相手の刀を受けるとはどういったことなんだろうか。
ただ受け止める。
それもいいだろう。
しかし、攻めは守り、守りは攻めと。
となれば、次につなげて行く方が、良いのではと思う。
刀を平にしたり立てたりしてではなく、受けたところを頂点として考える。
あとは傾斜付けたり付けなかったり。
この前、庭木の剪定を頼んだ時、植木職人が足三本の梯子を使われておりました。
もしやと思い、話をしてみると、やっぱり安定性が違うとのこと。今度はこちらが切った木を使い、刀の受けの話しをするとそうかそうかと深く頷いておられたのが印象的でした。
なので、頂点がどこなのかわかるようになるまで、そしていずれ意識しなくても受けることができるように稽古するのをまず目標としましょう。
これができれば次の段階に進む際、楽です。
切り結び、落とし、張り、渡り、まだまだやることありますがゆっくり静かに稽古しましょう。
(S)