山をおりる

登山家で有名な三浦雄一郎さんがこんなことを言ってます。
「山は登る時より降りる時の方が難しい」
山での事故は断然下山の時の方が多いそうです。


私たちも日々真剣で稽古をしていると、まれにですがケガをする事もあります。
しかし、稽古している時のケガはさほど多くはありません。圧倒的に多いのは稽古後に刀の手入れをしている時などです。
張り詰めていた気が緩む瞬間が一番ケガをしやすいのです。

 

人の気というものは不思議なものです。
 

しかし私もすでに人生下り坂(笑)

ケガをしない様に楽しくゆっくり下りていきたいと思います。

これからこそ生きる知恵が試されるのかもしれません。