本阿弥光悦

本阿弥家は刀剣鑑定の名家。
本阿弥光悦にも刀剣鑑定士としての顔にしか興味を持ちませんでしたが、最近は彼のアーティストとしての顔にも興味を持つようになりました。

刀剣は刀身だけだはなく、鍔や鞘、目貫などにも物凄い工芸技術が注ぎ込まれています。
総合芸術でしょうね。
そんな刀剣に対する審美眼を育んできた本阿弥光悦は刀剣以外にも、アーティストとして才能を発揮してます。

しかもかなりアバンギャルド。
国宝船橋蒔絵硯箱などは相当な前衛芸術。
見たらビックリです(笑)
重文鶴下絵三十六歌仙和歌巻も 俵屋宗達との合作ですが、これも常識離れした作品だと思います。

やはり刀剣の工芸技術がアートに活かされていると感じます。

高い工芸技術に支えられたアート!
道具という範疇を超えてます。