先日、偕楽園に行ってきました。
表門から入ると竹林。やや暗い、緑の竹林を抜けると一気に視界が広がり、そこには色とりどりの梅林。
さすが!よく考えられてます。
水戸藩九代藩主徳川斉昭は偕楽園創設の理由を書き残しています。
禽獣草木、各々その性命を保つものは、一陰一陽その道を成し、
一寒一暑その宜しきを得るを以てなり。
中略
屈伸緩急相待ちてその性命を全うするもの、夫の万物と何を以てか異ならん哉。
中略
苟もその養ひを得ば、物として長ぜざるなく、苟もその養ひを失はば、物として消せざるなし。これもまた自然の勢いなり。然らば則ち人もまた弛息なかるべからざるや固よりなり。
長くなりました(^。^;)
要は疲れたら休め。それが自然の摂理だ。だからみんなと休む為にこの偕楽園を作ったんだ・・・こんな感じでしょうか。
しかも偕楽園はこの創設の心意気を今も引き継いで入場は無料です。
烈公と言われた斉昭、
「いい仕事してますね~」
仕事はこうありたい!