三井記念美術館に行ってきました。
超絶技巧!「明治工芸の粋」
明治のクールジャパン!!
中でも安藤緑山の「竹ノ子、梅」
象牙彫です。
とにかく凄い!
作品から凄まじいパワーを感じます。
日本の職人技は恐ろしい!
恐らく現代では再現不可能でしょう。
しかし、安藤緑山も最近まで知られた名前ではなかったそうです。
ですからその生涯は不明な部分が多いそうです。
それは彼が芸術家ではなく職人だったから。
展示されている作品の中には無銘のものも多く、
明治の頃の職人の技術レベルの高さを感じます。
もともとは大好きな刀装具の名工 加納夏雄の作品を観に行くのが目的でした。
安藤緑山以外にも並河靖之の有線七宝の精緻さは驚嘆です。
こうした職人技はどんどん消失しているでしょうね。残念なことです。