文化の日にNHKで「日本刀に恋して」という番組をやってました。
研師の師とその弟子の話です。
研師ってすごいなあ!
日本刀と言うと、どうしても刀匠の方に目が行きがちですが、この番組で研師の凄さを垣間見ました。
「この大和守安定の刀は素晴らしいけど研ぎが全然ダメ」と言い切る研師。
研ぎは「削る」こと。
「削る」ことはダメージを与えること。ダメージは最小限にしたい。
ある意味、彫刻家に似た職業かも知れません。
刀匠が作り出した刀をあるべき姿にすること。
番組内の吉原國家刀匠の言葉を借りれば「それ以上」にすること。
彼らは素晴らしいアーティストです。