「着物に明日はあるか?」
こんな新聞の特集がありました。
加速する着物離れ、縮む市場
なぜ高い?着物が届くまで
業界への不信感
着物は復活出来るのか?
などの見出しが目立ちます。
正絹の着物と言われるものを新しく一式揃えると数十万円!
これでは着物を着る人もいなくなりますよね。
私も着物を着ますが、大半は綿や毛織の単衣の着物です。
なぜか?
メンテナンスと値段の問題からです。
絹や袷(あわせ)の着物は洗濯が難しいからです。
もっと気軽に着られる綿や混紡の単衣着物があれば着る人はいると思うのですが・・・。
なぜか高い着物ばかりが売られています。儲けが少ないから?
しかし、着物を「日常着」にする人が増えれば・・・との思いもあります。
もう一つ。
「あんなの着物じゃあない!」
という着物に一家言持っている人たちのチクチクした言葉。
くだらないです。
着物の下にTシャツやタートルネックセーターを着てもいいじゃあないですか!
足元はブーツでもサンダルでもいいじゃあないですか!
着物にシワやたるみがあってもいいじゃあないですか!
ちょっと前まではお母さんは常に着物で、お父さんは家に帰ると着物に着替えてリラックスしていたのに。
サザエさん家のフネと波平の着物はそんな昔の話ではないんですけどねえ。