「静稽会は真っ直ぐ歩く稽古してます」なんて言うと、何か怪しい宗教かと思われてしまいますね(^。^;)
いえいえ決して怪しい宗教ではありません(笑)
静稽会は大真面目に真っ直ぐ歩く稽古をしてます。
「真っ直ぐ歩くなんて簡単じゃあないかあ。誰でも出来るさ。」
う~ん。そうでしょうか?
人は本当に真っ直ぐ歩けているのでしょうか?
人は二足歩行になった瞬間から真っ直ぐ歩くのが難しい動物になったと言われています。
体軸が地面に対して、垂直か平行かは大きな問題です。
地面に対して垂直な体軸はブレやすいのです。
しかし、悪いことだけでもありません。視点が高くなる、方向転換がし易くなる、何より両手が使えるなどなど。
ところで四足歩行の動物には大きく二つの歩き方があるそうです。
側体歩と斜体歩。
興味のある方は調べて見て下さい。
測体歩は右前脚と右後ろ脚を同時に前に出す。
斜体歩は右前脚と左後ろ脚を同時に前に出す。
両方の動物の背に乗ったことがありますが、安定しているのは側体歩です。上下動が少ないです。
この側対歩の歩き方は安定的に長く歩くのに適しているとのことです。
ちなみにラクダは側対歩です。
二足歩行の側対歩。難しそうです。