静稽会の合宿が終了しました。
静稽会では毎年10月に合宿を行っています。
もちろん参加は任意ですが、合宿の参加率は高い方だと思います。
昨今では「合宿」なんて死語になりつつあるかも知れません。
しかし「同じ釜の飯を食う」ことには意味があることだと思い、「合宿」を続けています。
寝食を共にし、酒を酌み交わし、語り合う、まさに「合宿」です。
たかだか一泊二日のことですが、その人の人となりは多少は分かり合えます。
私はよく若い方々に「恋愛」と「結婚」は違うと言い続けています。
「恋愛」は非日常であり、「結婚」は日常です。
「恋愛」はドキドキしますよね。それは非日常だからです。
非日常とは常ならざること、つまり「異常事態」ともいえます。
逆に「結婚」がいつまでもずっとドキドキしていたらどうでしょう。
おそらくその「結婚」は長くは続かないと思います。
「結婚」は安心でありやすらぎの日常だからこそ長く続けることが出来るはずです。
話が逸れました。合宿の話でした。
相手の日常を知ることはまさに相手そのものを知ることであり、また相手に自身の日常を晒すことで本当の意味で人を知り、人に接することが出来るのではないかと思います。
インターネットでは得られないものがそこにはあります。
また来年も「合宿」をやります。