鉄との共鳴

何でこんなに日本刀に惹かれるのか?

先日、日経の夕刊を読んでいてハタと気がついたことがありました。
日経夕刊の「あすへの話題」を書いていたのは新日鉄住金の宗岡正二さんです。

私自身も新日鉄という会社とは多少の縁があり、その昔君津製鉄所の方に製鉄所内を案内して頂いたことがありました。まあその後、その方と痛飲した挙句にお互いのスーツを間違えて帰宅、互いにスーツを宅配便で送りあった、そんなこともありました(笑)

話を戻します。
宗岡さんはこう書いています。
地球は鉄が質量の3分の1を占める「鉄の惑星」である。
中略
我々は酸素を吸い、栄養物を酸素と反応させ、生きる為のエネルギーを得ているが、肺から酸素を体内に運搬する主役をなしているのが、赤血球に含まれるヘモグロビンである。ヘモグロビンには容易に酸素と結合する性質があるが、その働きを支えているのが鉄だ。

そうか、地球の鉄と日本刀の鉄と体内に流れる血鉄が共鳴して震えるのかと妙に腹に落ちました。