日本ハム優勝!

日本シリーズは日本ハムが優勝したようです。
おめでとうございます!

広島の居酒屋では日本シリーズ中は「ハムカツ」を出さないとか、ハムカツを「ハム煮カツ」にして出すなど市民一丸となって頑張ったようですが、残念な結果になりました。
でも広島カープファンの気持ちが伝わってくる良い話です。
日本人は言葉に繊細ですね。

今でも宴会を終わる時には「閉じる」のは縁起が悪いから「お開き」という言葉におきかえてますよね。

結婚式でも「分かれる」とか「切れる」とかいう言葉は全て言い換えられます。「ナイフで切る」は「ナイフを入れる」「途中で帰る」ことは「中座する」等。

結婚式の司会はまさにスペシャリストでなければできません。

 

他にも豆腐屋の「おから」(お空)は何もないという意味に通じるから「卯の花」。「塩」は死に通じるから「波の花」だそうです。

勝負事の前にはカツ丼ですが、そのカツ丼に付くタクアンは二切れが定番です。その心はというと一切れは「人切れ」、三切れは「身切れ」、四切れは死で縁起が悪いということだと聞いたことがあります。

 

日本は「言霊」の国です。

言葉には霊力があると信じられてます。

縁起の悪い言葉を縁起のいい言葉に言い換えることによって、少しでも幸せを運びたいという願いがあるからでしょう。

 

広島カープには是非、来年また頑張って欲しい!