他流派の会で静稽会と並行して稽古しているHさんがこの一年で先生からあるレベルに達したとの評価を頂いたそうです。素晴らしいことです。
この一年のHさんの身体操作は外目に見ても飛躍的にレベルアップしたと思います。Hさんは大変研究熱心で静稽会の稽古場でも休憩中に一人で黙々と他流派の形稽古をしています。
Hさんと身体操作について議論したり、実際に形を稽古したりしていると自身の中でもスパークする瞬間があります。それがまた面白い!
常に新しいことにチャレンジしていくことは新しい発見の連続ですし、過去の稽古と対比させながらまさに「稽える(かんがえる)」時間です。それはエキサイティングで楽しいことです。この数年は他流派の新しい視点からの身体操作の影響を受けながら稽古をしています。
一つにこだわり過ぎず、自由な発想で捉えていくことこそ本物の稽古だと思います。
これからも居着かず奥行きを感じられる稽古をしていきたいと思っております。