亡くなった私の母は占いが好きで良く手相などを観たりしてました。
そんな母がよくこんなことを言ってました。
「手相占いは手だけを観るのではなくその人をよく観察すること」
あくまで母の意見です。
母の占いは結構当たったようです。
田舎町だったため占った人のその後の行く末を容易に知ることが出来たため、的中確率は検証出来たようです。あくまで母の話ですが・・・。
例えば初めて会った人の髪の色艶はどうか、爪はどうか、手にマメは出来ているか、顔色はどうか、目は潤んでいるか、白目の色は何色か、シワはどうか、歩き方はどうか、身体の傾き(前後左右)はどうか、呼吸の仕方はどうか、目の動きはどうか、喋り方はどうかなどなど。
そこへ過去の経験から水面に小石を投げ込むようにある程度推察をつけた簡単な質問をするとそれだけでその人の過去と現在と未来がある程度見えるそうです。
これもあくまでも母の話ですが・・・。
敵と対峙した時に敵を冷静に観察することは正確な敵の姿を知るためには必要なことです。
彼を知り己を知れば百戦あやうからず
敵は怯えていないか?
疲れていないか?
冷静か?
油断していないか?
動きにクセは無いか?
観察は戦う前の情報戦です。
情報を集めるためには前提として自分自身が冷静でなくてはならないはずです。