セレモニー

先日、甥の結婚式に出席するため日帰りで大阪まで行って来ました。
この歳になるとどうしても葬式に参列する方が多くなるので、結婚式は久しぶりです。

 

いかにも現代っ子の甥のことなので、当然洋式の結婚式だと思っておりました。
ところが式場には十字架も無く、神父も居ませんでした。

シンプルな式場に二人は和装で現れ、説明では本来の古式に則った三々九度を執り行っておりました。
披露宴でもお色直しは一切無く、式場の衣装のまま最後まで招待客に向き合っていたようです。

 

最近の結婚式は誓いのキスやら、新婦のお色直しを何回も見せられたり、さらにはその合間に出席者の下手な出し物まで見せられて閉口するものも多いのですが、そうしたものは一切無く、さらにはいわゆる結婚スピーチなども無く、シンプルで本当に心から良い結婚式だったと思えました。

 

結婚式は誰のためにやるのか?
既に結婚している私はもう結婚式はないと思ってますので、
セレモニーは誰のためにやるのか?
に置き換えて真剣に考えてみようと思います。