今でも毎年、大学時代の恩師から年賀状を頂きます。
今年も頂きました。
恩師は大変お忙しいにも関わらず、卒業から37年も経っている我々3〜4人の集まりにも顔を出してくれる情に厚い方です。
そんな恩師も今年70歳になります。
そんな年齢の恩師が仕事でほぼ毎月海外へ行かれています。
1月にモロッコ、2月にアルゼンチンとブラジル、3月にミャンマー、
5月にバングラデシュ、6月にジョージア、アルメニア、ウクライナ、
7月にインドネシアと東ティモール、8月にタンザニアとウガンダ。
それ以外にも1月にスイス(ダヴォス会議)、7月にはワシントン(世銀との定期協議)、9月にはニューコーク(国連総会)、11月にはモロッコ(世界政策会議)とフランス(OECDなど)・・・。
世界の要人との会談、開発途上国の現地視察の数々です。
そんな恩師がこんなことを書いておりました。
「中曽根康弘会長の白寿(99歳)のお祝いで盛り上がりました。
99歳でなお壮健、たいしたものです。
私は昨年、高校卒業・大学入学から50年でした。
もう50年もたったのかと思いますが、特段の衰えも感じないので、
中曽根さんまであと30年あると思うことにしています。」
いやはや凄いです。
そのパワーは何なのかと思っていると、年賀状の最後に
「之を知るは之を好むに如かず、之を好むは之を楽しむに如かず」
とありました。
いつも恩師には心揺さぶられます。