こだわりを捨てる

私もそうですが、人は年を重ねると変なプライドやこだわりを持ちすぎて自身の行動を制限してしまいます。さらに怖いのは自分が制限しているのさえ気がつかないことです。

 

私たちはやっていることそのものを見ないで、やっている人を見て判断しがちです。やっていること自体は素晴らしいと思っているのに、やっている奴が気に入らない。だからやらない。
また、やってみたいけど人前で恥をかきたくない。だからやらない。
やってみたいけどやる場所が自分のプライドを傷つける。だからやらない。

 

嫌い、恥ずかしい、プライドが傷つくなどは全部自分の「こだわり」の問題です。

大変失礼な話ですが、世の中はそんな人の「こだわり」とは関係なしに進んでいきます。せっかく目の前に素晴らしいものがあるのにそんなくだらない理由で、そのチャンスを逃すのは実にもったいないと思います。

「こだわり」は時に大切かも知れませんが、時に厄介なものです。

 

自分が背負っているものを一度下ろして、色眼鏡を外して、純粋にそのものだけを見ることが必要です。それまでとは違う世界が見えてくるはずです。

 

いくつになっても学ぶことは星の数ほどあります。

学ぶことには素直でありたいと思う今日この頃です。