孤独と健康の関係

前にも書きましたが、孤独が健康に与える影響が問題になっています。

寝たきりになる確率が高まる要因はタバコやお酒よりも孤独なんだそうです。


運動はするがあまり他人と話をしない人と運動はしないが他人とよく話をする人では前者の方が寝たきりになる可能性が高いというデータがあるそうです。
孤独が身体に炎症を起こすことが原因のようです。

現役時代に「定年になったら好きな時にゴルフやって、お酒飲んで、旅行に行くんだ!」と言っていた人のその後を知っています。
ゴルフなんてせいぜい週に一回、お酒のつきあいもせいぜいそんなもんです。しかも全て会社関係のつきあいだったので定年とともにグッと減ったそうです。

旅行は23ヶ月に一回といったところでしょうか。それも最近は妻が友達と一緒に旅行に出かけるのですっかり回数は減ったそうです。

 

やることがない日はゴロゴロしながらテレビを見て過ごすことが増えたと言ってました。考えてみれば大半の日々をテレビを見てゴロゴロしているわけです。たまに健康を気にして、あてもなく近所をウォーキング。それも思い出した時だけ。

おそらくその方は寝たきりに真っしぐらなのかも知れません。

寝たきりになる確率を低くする方法は運動してなるべく他人と話すこと。
いくつか選択肢があります。


一つは健康である限り仕事をすること。
ただ仕事(もしくは仕事の人間関係)が時に強いストレスになることがあります。ストレスはガン細胞を攻撃するNK(ナチュラルキラー)細胞の活動を低下させてしまうそうです。楽しさを感じられる仕事だと理想です。


一つはボランティアをすること。
人に親切にすることは認知症になる確率を下げるそうです。

「親切」というところがポイントです。「情けは人の為ならず」ですかね。

 

要はなるべく他人と話すことが出来て、それが身体を動かすことであれば良いわけです。

しかもそれが習慣になれば言うことなしです。さらにお金があまりかからなければ最高です。


そんなわけで静稽会に入って楽しく武術稽古するのもいいと思うんですが、いかがでしょう?


最後は無理やり感満載でしたが(^_^;)