先日、「長年合気道をやっている」という方と話をする機会がありました。
合気道には興味があったので日頃疑問に思っていた事などをお教え頂こうと思い、やり取りをしていたのですが、どうも話の内容が浅いのです。
しばらくしてお聞きしました。
「合気道は何年くらいやられているのでしょうか?」
「あ〜10年ほどです」
まあまあやられているなあと思いつつ、
「週どれくらいやられているのですか?」
「う〜ん。いや月1くらいですね〜」
ガクッ!
10年とは言え「月1」で「長年合気道をやっている」というのはどうなんでしょう。
問題は「長年」の部分です。
年数の長さの感じ方は人によって色々ですから、3年を長いと思う方もいれば、10年を短いと思う方もいるでしょう。千差万別です。しかし、「月1」稽古で10年というのはどうでしょう。
昔、漫才で「俺は通信教育で空手2級を取った」というネタがありました。
このネタで笑いが起きる感覚と「月1」稽古とは同じ感じがします。「月1」だと1年で12回、10年で120回。う〜ん(^_^;)
武術を生業にしているような方から見れば私の稽古量も「月1」稽古と同じレベルだと言われてしまうかもしれませんが、誤解を恐れずあくまで個人的な意見を言わせてもらえば、どんな武術でも「月1」では何年やっても身につかないのではと思います。
その合気道の方にさらに聞くと、10年の間には仕事の都合で稽古出来ない期間が時々あったとのこと。
う〜んそれは経験年数としてカウントしてもいいのかあ??