痛みの受け流し

この1年ほど膝を痛めてその痛みと向き合ってます。
元々はふくらはぎの軽い肉離れから始まりました。その痛みを庇って稽古を続けたせいなのか、半年ほど経つと膝の痛みが始まりました。膝サポーターをしたり、低周波治療器を使ったり、色々試しましたが、あまり芳しくありません。

 

でも痛みってなんでしょう?
NHKの「ためしてガッテン」と言う番組で「慢性痛 」の特集をやってました。痛みは脳の前頭前野がコントロールしており、慢性痛を持つ人の中には前頭前野が11%減少したとする研究結果もあるようです。

 

番組では「ACT」という痛みに振り回されない方法(認知行動療法的アプローチ)を紹介してました。
痛みを軽減するのではなく、痛みの受け止め方を変えることで痛みを一旦横に置き、痛みの感じ方を変える方法なんだそうです。

 

それにはマインドフルネスや日記が良いとも紹介されてました。

マインドフルネス→心がリラックス→前頭前野が活性化→痛みの感じ方が変わる

日記は痛みの感じ方を出来事とともに素直に書くことが良いらしいです。

 

わたくし、日記もマインドフルネス(坐禅も同じ効果があると言われています)もやっております!
これに加えて痛みがあっても無理のない範囲で稽古を続けることを実践してます。
なぜなら稽古はまさに坐禅だから。


ちょっとだけカッコつけてしまいました。

痛みという太刀を真正面でガツンと受け止めるのではなく、受け流しが良いのかも知れません。

 

さあ!明日から合宿です!