春望

 

あけましておめでとうございます!


本日(1月11日)は静稽会総会(新年会)が開催されました。

昨年稽古総見で演武していただいたゲストの先生方にもご出席いただき非常に盛会でした。

今年は静稽会設立10周年を迎えます。オリンピックイヤーでもあり盛り上げていきたいと思っております。

今年も引き続きご支援をいただきますようよろしくお願いいたします。

 

さて春になると「春望」という有名な杜甫の詩が頭に浮かびます。

     

国 破 山 河 在 

 

城 春 草 木 深 

 

(一部抜粋)

     

·         國破れて 山河在り

·         城春にして 草木深し

戦乱によって国は破壊しつくされたが、大自然の山や河は依然として変わらず、城は春を迎えて、草木が生い茂っている。  

 

私も昔、国語の授業で先生からこの詩を暗記するよう言われて何度も口ずさみました。そのお陰かこの詩が口をついて出てきます。

さだまさしだと

     

海は死にますか〜

 

山は死にますか〜

 

みんな逝くのですか〜

      

ですかね?

     

新年から世界はあまり嬉しくないニュースばかりです。今の地球環境は国同士が争っている場合ではないはずなんですが。

     

どこかの国が勝った負けたと言っているうちにどちらの山河も無くなってしまうかも知れません。  

 

いつまでも楽しく、静かに稽古が出来る春が続くことを望んでいます。