稽古が再開されましたが、新型コロナの感染リスクを避けるためマスクをしての稽古を実施しています。
ただこの「マスク稽古」が結構ツライ・・・
動きが激しくなるとマスクが口や鼻に張り付いて呼吸がしにくくなります。さらに息があがります。しかも施設は換気を優先しているため、冷房はつけているものの、ほとんど冷房は効きません。必然、室温は上がりますので熱中症などを避けるため頻繁に休憩を取って水分補給を行っています。
しかし「マスク稽古」も悪いことばかりではありません。
やってみると自身の呼吸がより意識されます。また相手がいつ吸っていつ吐いているのかがマスクを通してよく見えます。
さらになぜか会員Hさんの呼吸はほとんど乱れません。何故かを考える必要があります。
呼吸の乱れを起こすのは、力が入り過ぎていたり、無駄な動きが多いからとも言えます。自身の動きを見直すいい機会です。
本来であれば戦いの時に息があがっているようでは勝てません。戦いの場はさらに過酷な環境かもしれません。
「実戦トレーニング」と考えてやってみるのも面白いかも知れません。
静稽会では「マスク稽古」も楽しくやりたいと思っています。