最近、Hさんが面白い稽古を始めました。
一つは足を揃えて直立に立ちます。両腕は正面に出したまま腰あたりで直角に曲げて腰に密着させます。いわゆる汽車ポッポスタイルです。顔は正面から動かさずに身体を中心軸から左右に回します。足は回す方向によってそれぞれ45°程開きます。鏡を見ながらやるといいかも知れません。
意外と顔が動きます。また左右の違いが明確に出ます。やはり身体は思うように動いてくれませんね。
もう一つはこれも足を揃えて直立に立って、重心を前後左右に動かします。後ろから前に移動させます。前から後ろに移動させます。次は右から左へ。左から右へ。さらには足のへりをぐるりと重心移動させます。さらにさらに重心を左右前後バラバラに移動させます。
ん?これは?二つ目の稽古はどこかでやったことがあると思ったら、昔、スキーの先生から指導された記憶があります。
今のスキーはよくわかりませんが(というのも今と昔では道具の性能が全く違います)、昔のスキーでは重心をどこに置くかは大変重要なことでした。敏感に重心を感じられない人は上達しないと言われました。
しかも足の何指にどれくらい重心がかかっているのかを感じる練習をさせられた記憶があります。
当時は「足の指までって?」と内心バカにしていたので先生の期待に応えるほどスキーは上達はしませんでした。
しかし40年以上も経ってそれが蘇るとは・・・
今はこういう稽古も結構好きです。
そう言えば草武会の岩崎先生もFacebookで面白い稽古を公開されてました。
「脱力、鉄槌稽古」
なるほど〜
皆さんそれぞれいろいろな稽古をされてますね~。