学生時代、物理学自体は好きでしたが、私の理解度の問題があって先に進んでいくと、段々と怪しくなって来た記憶があります(笑)
そんな物理学の授業で「角運動量保存の法則」と言うのがありました。
詳しい式などは忘れましたが、なんとなくその時の授業は覚えてます。
棒の中程に糸を巻きつけて、その糸の先におもりをつけて回転させると、糸は棒に巻き付いてくるので短くなっていきます。すると段々とおもりの回転は速くなります。
まあ小学生レベルの簡単さで言えば回転するものの半径を短くすると速くなる法則?というようなことでしょうか。
だからなんなの?
ですよね〜
最近、脚の入れ替え稽古をしていてアッ!と思ったことがありました。
脚の入れ替え稽古というのは、肩幅に足を広げて立った状態から左右の脚を入れ替えるというものです。ただし上に飛んではいけません。
この稽古はやりなれないとなかなか難しいと思います。
最終的には脚を前後に置いて脚だけではなく身体の半身も一瞬で入れ替えます。
もちろんこの時も上に飛んではいけません。
脚の入れ替えは静止した状態から始まるので、落下中は角運動量はゼロのままのはずなのに・・・何故これが出来るのか?
体操選手に小さい人が多いのは何故か?
屈伸宙返りよりも伸身宙返りの方が難しいのは何故か?
フィギュアスケートのスピン技の時に腕をエジプトのファラオのように畳むのは何故か?
これらは角運動量保存の法則に従った結果だったんだと理解しました。
いつも足の入れ替え稽古の時にHさんが言っているコツがこの理論面からも裏付けられます。
膝の力を抜くというよりも・・・
○○を○○る!
な〜るほど!
猫の妙術!
にゃんぱらり〜!