真剣な場面で急に音楽が流れ、歌い出して踊る違和感。そんな理由でミュージカルはあまり好きではありません。
それでもやっぱり映画「ウェストサイド物語」は「古典」として観ておかなければとの思いはありました。これまでなかなかタイミングが合わずにいましたが、今年の正月にNHKで放映された録画をやっと観ることが出来ました。
まあ好きな方からは何をいまさら・・と言われそうですが・・
開始早々耳に入ったセリフは
「Beat it !」(うせろ!)(逃げろ!)
という台詞です。所々に出てきます。
これってマイケルジャクソンの曲名じゃあないですか。そう思いつつ、ストーリーが進んでいくと出るわ出るわ、マイケルの「Beat it !」のPVと見間違うような映像の連続です。
いや違います。「ウェストサイド物語」の方が先ですね。なにしろ私が生まれた頃の作品ですから。
そしてダンスの振り付けはこれもマイケルの「BAD」のPVで見たような振り付けです。いやこちらも逆ですね。
さらにさらにこの「ウェストサイド物語」の設定やシーンはどこかで観たような・・・そうですシェークスピア「ロミオとジュリエット」とよく似ています。
当たり前です。「ウェストサイド物語」は「ロミオとジュリエット」から着想を得ているんだそうです。
既にマイケルも「古典」と言ってもいいかも知れません。
と言うことは遡れば古典の元は古典だったというわけです。
古典を知ると全く違う世界が繋がります。
やはり古典には触れてみるべし!