最近、よく目にするボートレーサーのCMがあります。
養成所の食堂で、ボートレーサーの厳しい体重管理を体感している二人がいます。体重を3㎏減らさないといけない男性。逆にあと2㎏増やす必要がある女性。
そんな二人を心配して、食堂のおばちゃん(山村紅葉)が労いの言葉をかけます。
「体重ばコントロールでけんモンが心ばコントロール出来るわけなかやんね!」
(おばちゃんは九州の人?)
これは正しいでしょうか?
昔、根性論が好きなある先輩が紙に書いて机に貼っている言葉がありました。
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
アメリカの哲学者で心理学者のウイリアム・ジェイムズの言葉だそうです。
最初に「心が変われば」と言っていますが、そんなに簡単に心が変われるくらいなら苦労はしません。
そんな言葉を机に貼るということは出来ていない自分自身に言い聞かせてるわけで、その先輩はその後も変わらないままだったと記憶してます。
自身でも実体のよくわからない心からよりも身体から手をつける方が実効性があるのではないかと思っています。
何をやるかは人それぞれですが、例えば深呼吸する、太陽の光を浴びる、遠くを見る、笑う(ラフティヨガ?)、身体を動かすなど、身体から心に作用するといわれているものはたくさんあります。
そういう意味では先のCMの食堂のおばちゃんの言葉は正しいのかもしれません。
ただCMではそのあとに
「ココロが変わればカラダも変わる」
という文字が映し出されます。
うん?どっちだ?