大野将平選手がオリンピックの金メダル連覇を成し遂げました。
おめでとうございます!
今回も大野選手は畳の上ではその表情を崩しませんでした。
もちろんガッツポーズはありません。
本当に美しい勝者だったと思います。
大野将平選手は自身のそうした試合後の態度について次のように語ってます。
「相手のいる競技の中で、こちらが投げて勝っている。悔しがっている相手に対して、こちらが喜ぶということは、その相手に悔しさ以外の余計な感情を芽生えさせる結果になるかもしれない。だから何もしない。それが僕のスタンスですね」
また彼はそうした自分のやり方を人には押し付けるつもりはないと言います。
どこまでも自身の信念としてそうしているだけだと。
オリンピックという大舞台で勝つことすら大変なことなのに、勝った後にも敗者を慮って畳の上では表情を崩さない大野選手にひときわ彼の凄さを感じます。