いろいろな稽古

いろいろな稽古があります。

静稽会とご縁のあるA会さんとB会さんでは共通に実施している稽古があることを知りました。膝行による稽古です。

 

A会さんはこれを相手を設定して斬り返しでやっているそうです。これには退がる膝行も必要になるはずです。違っていたらご指摘下さい。

 

またB会さんはこれを上に遮蔽物を設定して(お寺の縁の下のようなところで)体に木刀を添わせた斬りと振りかぶりをやるそうです。

 

やってみました。

退がる膝行は慣れないと難しい?

でも面白い!

なるほどいろいろな効果が期待できそうです。

 

そういえば、昔部活で通称「アヒル歩き」という練習をさせられた記憶があります。

あれはキツかった!

今では「ウサギ飛び」同様に教育現場では否定されているようです。

 

「膝行稽古」はそれとは全く別物ですが、それでもやはりキツイ。

膝に故障を抱える方にはお勧め出来ないかもしれません。

 

A会さんでは腰を下げて斬り返しを行う稽古もやっているようで、う〜ん、なかなか稽古も多彩です。

 

これはトライアルですが、順手ではなく逆手(左右逆)での素振りもやってみました。こちらは某剣道会の稽古方法です。実はゴルフや野球などでも取り入れられている方法のようです。

 

人間は普段と違う動きを求められると、より体を意識するようになります。

静稽会の稽古方法の中にも左右前後を逆にした稽古があったりします。

また関口流「抜打先之先之事」の冒頭の動きを繰り返して稽古したりもします。これが膝の故障などで辛いようなら立ってやったりもします。この稽古はC会さんがやっている「左廻剣素振り」稽古に近いかもしれません。

 

あらゆる稽古で目指す動きを模索し続けています。恐らく最終的に目指すところはどの会も大きく外れてはいないはずです。

 

そしてある日いきなりパッ!とわかる時もあります。

しかし少しずつ少しずつじんわりと解っていくということの方が多いかもしれません。

あくまでも私の場合の話です。

良い稽古があればドンドンとトライしたいと思います。