飛鳥山公園近くの七社神社にはいささかご縁があり何度か訪れたことがあります。
そんな七社神社で翡縁会の方々が奉納演武をされるとのこと。
やはり何かご縁があると感じて奉納演武を拝見させていただきました。
最初は厳かな笛の音から始まりました。この日は日差しが強い日でしたが、涼しい風が吹き抜けたようなひとときでした。
やはり奏者はただならぬオーラをまとっています。
背筋を伸ばしてその後の演武を拝見させていただきました。
自分を超えて隅々まで気が行き渡った礼はやはり美しいです。
演武も迫力がありました。仕太刀、打太刀という枠組みを超えて迂闊に間合いに入ることを許さない緊張感が漂います。型とはいえ決して想定通りではない動きやそれを咄嗟に躱す一瞬の感応力に鳥肌が立ちました。
普段の稽古でもいかにギリギリのやり取りをしているかがうかがわれます。
居合も守るべきところを守り、攻めるべきところを攻める無駄のない身のこなしと刀の動きが見事に一致してかつ速い。いや、だからこそ速い。以前拝見した時よりもさらに速くなっていると感じました。
自身の稽古ですぐにでもやってみようと感じた動きがいくつもありました。
この日の演武を瞼の裏に焼き付けて明日からの稽古に精進したいと思います。
さらに久しぶりにお会いできた方もいてうれしい一日となりました。
ありがとうございました。