ヨガ

最近、個人的にヨガに取り組んでいます。

ちなみに静稽会でヨガは実施しておりません。


ヨガを習うのは圧倒的に女性が多いせいか、インストラクターも女性が多く、さらに男性を受け入れてくれるインストラクターが少ないのが現状です。
そんな中、「師匠」(ヨガインストラクターなんですが、わたし的には「師匠」の感覚です)の指導下で本格的にヨガに向き合っています。


それまでなかなかこの人だと思う「師匠」に巡り合えず、トライ&チョイスの期間が長く続きましたが、この度やっと今の「師匠」にたどり着くことが出来ました。

そんなわけで「師匠」も含めて私以外は妙齢?の女性だけです。
最初は少し恥ずかしかったのですが、始まるとそんなことも言ってられません。

もうただただ必死です

しかも初心者は私だけ。
ほとんど個別指導と言ってもいいような状況で「師匠」から名指しで声が飛びます。

先日「木のポーズ」を指導いただきました。
片足を脚の付け根に当てて股関節を大きく90度開きます。

その体勢のまま両腕を頭の上方向に出来るだけ伸ばして手のひらを合わせます。
そんな木のポーズをとっている時に「師匠」からこんなことを言われました。

「まだまだ伸びるはずですよ〜。手を上に伸ばすのではなく脇腹を伸ばしま〜す。」

あ〜ら不思議、
さらに伸びました。

普段の稽古でも肩甲骨や股関節の使い方を説明することがありますが、まだまだ私の体にも可能性がありそうです。

ヨガの指導を受けていると呼吸、ゆるみ、骨盤、体幹、足裏、重心と言った言葉が頻繁に出てきます。そしてそれらを動きとともに解剖学的に説明してくれます。
全てが普段の稽古に当てはまるわけではなさそうですが、それでも学ぶ価値は十分にありそうです。

「は〜い!呼吸を止めないで〜吐き続けながらゆるめて〜伸ばして〜もっとゆるめて〜もっと伸ばして〜無理しないで〜」

そういいながら手で私の体をクイッと押します。

「うっ!」
「あ〜呼吸は止めないで~」

止めたくて止めたわけではないんですけどね〜

それでもヨガとの相性は良いのか、辛さよりも心地よさが上回ります。

「師匠」の笑顔で"やさしい"指導が続きます。もしかしたら股割りが出来る日が来るかもしれません。