お陰様で10/15の江東区民まつりでの演武披露を無事に終えることが出来ました。
お忙しい中、翡縁会の多々良先生がご高覧下さいました。
ありがとうございました!
またいつも静稽会稽古総見で演武披露して下さる千葉様もお仕事の合間に駆けつけて下さいました。
感謝です!
この日はご縁のある方々とも久しぶりにお会いすることが出来ました。
嬉しかったです!
もはや当日は演武が上手くいくかどうかは遥か彼方に飛んでいっておりました。
この日に至るまでの稽古こそが本体なんだと改めて感じていたからです。
当日はただ道を辿るだけでした。
今回は一般の方々への演武披露は初めての経験でしたので、戸惑うことばかりでした。
演武形の選定、時間配分、組み合わせ、BGMの選定、演武場の広さに対する感覚対応、刀の管理などなど想像力を働かせながらみんなで練り上げていく過程もまた楽しい時間でありました。
「演武披露は淡々と普段の稽古通りにやれば良い」
そんな超然とした向き合い方ではなく、見て頂く一般の方々にもより分かりやすく伝わるようにするべきだとの意見が出て工夫を重ねました。
形の精度を磨くことよりもその形の意味を自ら掴んで体現することを優先しました。
そしてゆっくり動くことで、より形のエッセンスをあぶり出し、その輪郭を明確にしていきました。
その形の何が肝なのか?
形が伝えたいことは何か?
あれをもう少し、これももう少しと稽古に向き合いました。
わずかでも形の本質に迫る稽古が出来たのではと思っています。
そして何よりそれは楽しい時間でした。
皆さん本当にありがとうございました!