先日、NHKでタモリさんが屋久島を「ブラタモリ」してました。
やはり屋久島と言えば・・・屋久杉ですね。
屋久杉は1000年以上生きるそうです。中でも有名な縄文杉などは推定樹齢2700年以上なんだとか。
本州の杉はせいぜい500年と言われていますから驚異の生命力です。
しかし屋久島の杉苗を本州で植えても1000年も生きないそうです。
面白いですね。
屋久杉は年輪の間隔が狭く、ぎっしりと目が詰まっています。
成長がゆっくりなんです。
屋久島自体はほとんどが花崗岩で出来ているため、屋久杉は栄養分の少ない場所で成長せざるを得ません。
屋久杉はゆっくりしか育たないんですね。
しかし成長がゆっくりであるが故に屋久杉は大きく育ち、樹齢も長いと言うわけです。
稽古もそうありたい!
稽古は短距離ランナーではなく長距離ランナーでありたいと願っています。
死ぬ直前まで稽古したい(笑)
これまでも回り道をし、道を戻り、壁にぶつかり、紆余曲折を経て今があります。
凡人の辿る道はだいたいそんなとこです。
でもそれが楽しい。そして道の奥深さをしみじみと噛みしめてきました。
成長を急がなくていいですよ。
さらに大きく成長するには「おどりば」も必要ですから。
直線ではなく、螺旋に上がっていくのが理想です。
ゆっくりでも良いので長く続けることを大切して下さい。