少林寺気功とラジオ体操とヨガ

初めて「少林寺気功」というものをご指導いただきました。

嵩山少林寺認定 豆澤慎司師範のご指導です。

 

三調気から始めて、少林寺四段功(通天採気、陰陽回転、左右沖拳、馬歩虎掌)そして少林寺養生六式(予備式、左右混元、水中撈月、頂点立地、天人合一、抱気貫頂法、大周天循環法)

 

初めてなので最初はなかなか呼吸と動きが合いません。それでも何回か繰り返すうちに少しずつ無理なく重なっていきます。

 

さらに余裕が出てくると・・・

あ〜これって何かに似ているなあ。

 

「ラジオ体操第一~♪」

 

もちろんテンポは違います。

 

そういえば翡縁会の方々は稽古前にラジオ体操をやっているとか。

 

そうか〜なるほどねぇ

通天採気、陰陽回転

 

さらに進むと、ん〜これは?

 

ヨガの「太陽礼拝」

通天採気、頂点立地、天人合一

 

「太陽礼拝」はもう少しダイナミックですが、動きも呼吸もよく似ています。

 

そして最後に仰向けになってリラックス・・・

 

・・・これはもう完全にヨガのポーズです。

 

「屍のポーズ」

 

これは本当に気持ちがいい!

ヨガをみっちりやった最後の最後に全ての力を抜いて死にます(笑)

死んで整って再生します。

 

終了時に豆澤師範に質問してみました。

 

「最後のも少林寺気功ですか?」

 

これは少林寺気功というよりも、やはりヨガの「屍のポーズ」だそうです。

 

実は豆澤師範はインド政府公認のヨガインストラクターでもあります。

少林寺気功だけにこだわらず、いいものは取り入れているそうです。

 

相撲の四股や「虎ひしぎ」

左右沖拳、馬歩虎掌

 

少林寺気功でも、ラジオ体操でも、ヨガでも、坐禅でも良いものは取り入れてみる。そういう柔軟な姿勢を大切にしたいと思っております。