最近、サウナなどで「ととのう」という言葉をよく耳にします。
私自身はサウナには行きませんが、「ととのう」という感覚には大変興味が湧きます。
先日、あるテレビ番組でサウナで「ととのう」とは何か?を特集していました。
「ととのう」は「奇跡の2分間」と言われているそうです。
熱いサウナと水風呂を繰り返すことで押し寄せる特別な感覚だと言います。
人間の神経には交感神経と副交感神経があって、交感神経は覚醒させる神経、副交感神経はリラックスさせる神経と言われています。
サウナで体が熱気に晒されると交感神経が刺激されて覚醒した状態になり、水風呂で冷やされると副交感神経が刺激されてリラックスした状態になります。
そしてそれらをある程度繰り返すと覚醒とリラックスが同時に押し寄せる瞬間が来るらしいです。
そして脳は覚醒しているのに体はリラックスするという「奇跡の2分間」が味わえるという話でした。
実は前々から思っていたことですが、稽古後の「スッキリする」感覚は「ととのう」感覚に近いのではないか?
2024年9月16日の静稽録「健美居合会」にも書きましたが、稽古の後に「スッキリ」する感覚を得ている人は確かに多いです。
真剣稽古して覚醒し休憩でリラックス
これを繰り返すと「ととのう」「奇跡の2分間」と同じような感覚が来るのではないか?
ただ稽古あとの「スッキリ」感は2分間よりももう少し長い感じがしますが・・・
覚醒とリラックスの落差が大きいほど長くなる?
信じるか、信じないかはあなた次第です!