2024年を振り返って

今年の稽古が無事に終わりました。毎年のことながらホッとしています。

 

今年は個人的には故障続きの一年でした。

首の故障はこの2年ほど続いていました。今年の夏頃に少し緩和した喜びと入れ替わるように今度は膝が来ました。

 

故障は決して望ましいことではありませんが、そんな故障も「いい稽古になる」はずと自分に言い聞かせて稽古していたところ、翡縁会の多々良先生から全く同じ言葉をいただき意を強くしました。

 

10月の静稽会稽古総見時点で膝はすでに演武ギリギリでしたが、その後に多々良先生から12月の翡縁会年末発表会にお招きいただきました。

 

膝の故障が悪化する中、年末発表会での居合演武は難しいと諦めておりましたが、日が近づくにつれて「いい稽古になる」の呪文に背中を押されて稽古を続けて・・・

 

結局、発表会当日まで断念しようかと思っていた居合演武も何とかやり切りました。いやもしかしたらアドレナリンが出ていてやり過ぎたかもしれません(笑)

 

そして剣術演武は静稽会Hさんのお陰で良いものが出来たのではないかと思っています。

 

今後はこうした場面が増えるはずです。その時にどう向き合うのが良いのか?

本当に「いい稽古」になったと思います。

 

また今年は中学生の方が5月に入会されました。これまでこれほど若い方の入会は経験がなかったのでこちらも戸惑いながら一緒に稽古させてもらいました。

 

ところがそんな心配もすぐに杞憂となりました。その上達ぶりは素晴らしいもので10月の稽古総見では堂々とした演武を披露してくれました。

 

元々の能力の高さもあるかもしれませんが、やはりなにより素直さと熱心さがここまでの上達を後押ししたと思っています。

また毎回一緒に来られるお母様のお力添えは大きかったと思います。

 

このことは静稽会にとっても貴重な経験になりました。その先に見えてくるさらに広いフィールドにも活かせるかもしれません。

 

他にもいろんなことがありましたがここには書ききれません。

ただお陰様で今年も楽しく稽古できました。

もうそれだけで十分かなと思っています。

 

また来年も楽しく稽古したい!と思っています。

みなさん、よろしくお願いします。

 

良いお年を!