「川の流れのように」という有名な歌があります。
「♪ああ川の流れのように おだやかにこの身をまかせていたい♪」
確かに川の流れを眺めていると本当におだやかな気持ちになります。
肩の力が抜けていきます。
稽古などでは力が抜けたと思っていても思わぬところに力が入っている場合があります。
特に初心者の場合、本人は力が入っているということさえ自覚していません。
「いや〜力を抜いているつもりなんですけどね〜」
「いやいやしっかり力が入ってますよ〜」
刀を持つと無意識に力が入ってしまうようです。
刀を頭の上に持ち上げると肩に力が入ります。重さは肩で止まります。それを腰に落とします。今度は膝に落とします。さらに足裏に落とします。
固くなった肩の力を抜くためには体の中を足裏まで水が流れるイメージを持つとスッと力が抜けていく感覚を掴むことが出来ます。
水の流れには不思議な力があります。
構えを見ると上半身の力は抜けていても下半身には力が入ったままの方も多いように感じます。そんな時は水が上から下に流れて足裏で床と拮抗している感覚を持つと良いかもしれません。
「ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」(方丈記)
これ昔、暗記させられました。
なんでも暗記させる昔の教育を否定する人もいますが、結構役に立つことも多いように感じます。
「心は何処にも置かねば、何処にもあるぞ」(不動智神妙録)
いろいろつながっていきます。